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【新聞】書評『セゾン 堤清二が見た未来』石川尚史(朝日新聞論説委員)

2018年12月1日・朝日新聞朝刊24面より

『セゾン 堤清二が見た未来』の書評。先日読了して、あれこれ考えているタイミングでの書評掲載。よくまとまっている。

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堤は父から引き継いだデパートに「ブランドや文化の“香水”をふりかけて、一流百貨店の仲間入りを果たした」。その絶頂期に、ブランドを否定し「反体制商品」として生み出したのが無印良品だった。

むしろ、堤が抱える矛盾こそが、消費者をひきつけてきたと著者は指摘する。


確かに矛盾だらけで、逆説だらけの人生だったようだし、時代を先取りしすぎてもいた。なんなら、現代に生きていても先進的すぎて、商売的には上手くいかないのではないだろうか。「啓蒙」と「商売」を同時にやるのは、難しい。

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セゾン 堤清二が見た未来

セゾン 堤清二が見た未来