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【20/24】『顔氏家訓』 - 『完本 中国古典の人間学 名著二十四篇に学ぶ』を1日1章ずつ読んで年内で読破

『顔氏家訓』とは

「読書学問する所以は、もと心を開き目を明らかにし、行いに利せんと欲するのみ」

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『顔氏家訓』(がんしかくん)とは、中国北斉の顔之推が著した家訓、つまり子々孫々に対する訓戒の書である。全7巻(明の2巻本もあり)。


引用・感想

「父が慈愛に欠けていれば、子供はおのずから不幸になるし、兄が親愛の情を示さなければ、弟も敬愛の念を抱かない。まt、夫の態度がよろしくなければ、妻も素直に従おうとはしない。

(423ページ)

「倹約とは無駄を省いて例の精神に合致することである。吝嗇とは、ここぞというときに物惜みして、援助の手を差し伸べないことである。倹約すれど吝嗇ならずといけば、理想的である」

(423ページ)

「学ぶというのは、自分を進歩させることが目的である。ところが世の中には、多少、本を読んだだけで、それを鼻にかけて先輩を軽蔑したり、同僚を見下したりする者がいる。これでは、かえって人から憎まれたり、嫌われたりするのが関の山だ。なまじ学問などしたばかりに、こんな手合いになり下がるのでは、初めから学問などしない方が遥かにましではないか」

(426ページ)

リンク

完本 中国古典の人間学―名著二十四篇に学ぶ

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顔氏家訓 (講談社学術文庫)

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