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【7/24】『呉子』 - 『完本 中国古典の人間学 名著二十四篇に学ぶ』を1日1章ずつ読んで年内で読破

『呉子』とは

「兵を用うるの害は、猶予最大なり。三軍の災は狐疑より生ず」

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『呉子』(ごし)は、春秋戦国時代に著されたとされる兵法書。武経七書の一つ。古くから『孫子』と並び評されていた。しかし著者ははっきりとしない。中身の主人公でもある呉起またはその門人が著者であると言われるが、定かではない。


引用・感想

戦いに勝つために、『呉子』が最も重視しているのは、戦略や戦術ではない。もちろん、それも大切だが、それにもまして重視すべきは、国内の態勢を固めることだと見ている。

(135ページ)

俺に当てはめると、仕事の成功の前提として、円満な家庭が大事よ、といったところか。そう思う。

「軍を統率するには、文と武の両者に通暁しなければならない。勝利を勝ち取るには、剛と柔の運用に熟達しなければならない。一般の人が将たる者の資格を論じる場合、とかく勇気だけを重視する。だが勇気は、将たる者の条件の何分の一かにすぎない。勇気にはやる者は、前後の見境もなく戦いを仕掛ける。このような大局的判断を欠いた戦いは、なんとしても避けなければならない。

(146ページ)

「兵を用うるの害は、猶予最大なり。三軍の災は狐疑より生ず」というのだ。わかりやすく訳せば、「軍を統率するに当たっては、何よりも優柔不断を排すべきである。将たる者が狐疑逡巡すれば、全軍壊滅の事態を招きかねない」となる。

(148ページ)


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完本 中国古典の人間学―名著二十四篇に学ぶ

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呉子 (中公文庫BIBLIO)

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