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【感想】42歳中年男子、本書を読んで自炊を決意 - 『勝間式超コントロール思考』勝間和代(@kazuyo_k)

Kindle版を購入。著者、同性愛をカミングアウトしてからこっち、自然体で本当に美しくなった。ブログや著書も、心から書きたいことを書かれているようで、楽しく読める。人生を徹底的に、快適に、「コントロール」されているのだろう。

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感想

断酒のススメ

繰り返し「飲酒」のデメリットが説かれている。人生のあらゆる面から「コントロール」を奪う要因であると。

短期間は楽しく、中長期的にはさまざまな悪影響が起こる「時間割引率が高い」要素の代表選手は、何といっても飲酒でしょう。

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全く同感。俺自身は、大学時代に覚えて33歳まで続いた週7大量飲酒生活を、9年前にやめた。以来、一滴も酒を口にしていない。義妹の結婚式の神前式の際の御神酒も、飲んだふりをしてやり過ごしたレベルの、徹底的な断酒。

酒を突然断った理由は、

  • 酒を飲まない妻と夜の過ごし方がすれ違いがちになっていた
  • 義父がシリアスなアルコール依存症で生活が破綻していた
  • 翌年に第一子の誕生を控えていた
  • 一生分飲んだ

などがあったが、とにかく、やめてから9年、困ったことが一度もなかったし、シラフで過ごす夜が増えた分、丸々人生が増えた。

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アルコールにコントロールされる人生から脱するのは、本当に気分がいい。

42歳中年男子、本書を読んで自炊を決意

第5章の内容は、最新のテクノロジーをどんどん導入して家事をアップデートしてコントロールすべし、というもの。総論的な内容だし、各論は『勝間式 超ロジカル家事』を読む必要があるのだが、とりあえず、本書を読んで俺は、シャープの「ヘルシオ ホットクック」を購入して、晩飯を作ることを決意した。

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共働きなので、家事は分担しているし、なんなら俺の方がタスクの個数は多いのだが、結婚時に「料理以外はなんでもするけど、料理だけはしない、できない」と宣言した程度に料理経験がない。一人暮らし時代は納豆と生卵とキムチがあればそれで事足りたのだが、それを妻と子供に出すわけにもいかず。

でも、本書を読むと、なんとなく俺でもできそうな気がしてきた。俺の方が仕事が終わるのが早いので、子供を保育園に迎えにいって、風呂に入れて妻の帰宅を待つのだが、それまでに一品なりできてたら、すごくね?

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ということでテクノロジーと銭の力を駆使して、42歳中年男子、自炊を決意。俺にとっては革命的な出来事なのだ。まだ妻には言ってないけど。

まとめ

サクッと読めて、明日からの生活に活かせるヒントが1つか2つは見つかる内容なので、おすすめ。

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単行本

勝間式超コントロール思考

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Kindle版

勝間式 超コントロール思考

勝間式 超コントロール思考


目次

序章 なぜ「超コントロール思考」が必要なのか
第1章 仕事をコントロールする
第2章 お金をコントロールする
第3章 健康をコントロールする
第4章 人間関係をコントロールする
第5章 家事をコントロールする
第6章 娯楽をコントロールする


引用

位置: 24

本書のタイトルである「超コントロール思考」をよりわかりやすい日本語で言いかえると
「自分と相手の裁量権を見極め、お互いによりよい結果を生み出そうとする」
ということになると考えます。

位置: 220

自分の能力の凸凹は基本的に生涯変わりません。突出しているところは磨けば非常に伸びますし、へこんでいるところは頑張って磨いたとしてもせいぜい人並みくらい ── 人よりややへこんでしまって当たり前、と考える必要があります。

位置: 260

仕事のパフォーマンスを上げるための最速にして最大の方法は、努力ではなく、コントロールすること ── つまり、仕事の領域を整え、仕事の環境を整え、そして自らが仕事内容をデザインすることだと覚えておいてください。

位置: 348

ギャンブルやアルコールをはじめとする依存症というのは、全般的にわたしたちが何らかの形で「時間・量及び状況」に対してのコントロール権を失ってしまった場合に起こる症状です。

位置: 423

自分のコントロール権を失っている人は、多くの場合「自分は我慢をしているのだから」という理由で、同じ我慢を他の人にも強いるようになります。

位置: 744

わたしが超コントロール思考なのは、自分に自信があるからだとよく思われがちなのですが、実はまったく逆です。自分の力をまったく信用していないからです。 「自分は無力だし、大したことは習得できないし、他の人とも大差ない。そんな自分でも効率的に働いてパフォーマンスをあげられるようにするためには、できる限り状況をコントロールする方が効果的で確実」と常に考えています。

位置: 1,436

地位財というのは、自分のためというよりは他の人との比較で満足を得る財のこと。一方で、非地位財というのは、自分の利便性など他人との比較とは関係のない満足が得られる財のことです。  当然ながら、ブランド品のほとんどは地位財です。

位置: 1,481

未来の自分にとってマイナスになるにもかかわらず、今現在の楽しみを諦めることができない──こういう人は将来のリスクを「割引」しているという意味で、「時間割引率が高い人」という言葉で表すことができます。  逆に、将来のリスクに備えて今の楽しみを控えることができる人を「時間割引率が低い人」と表現します。

位置: 1,488

しかし、世界的な医学雑誌「ランセット」で2018年に掲載された論文によると、これまで世界中で行われたアルコールに関する592の研究を全て統合し、最も信頼できる結果として出てきたのは
「一番健康にいいのは1日0杯」
という、身もふたもない結論でした。

位置: 1,606

睡眠については、イギリスの心理学者、リチャード・ワイズマン博士の『よく眠るための科学が教える10の秘密』(文藝春秋)という本がお勧めです。

よく眠るための科学が教える10の秘密

よく眠るための科学が教える10の秘密

位置: 1,899

残念ながら現代は格差社会です。うまく自分の教育や資本、スキルなどをコントロールできていれば成功できますが、その波に乗れないと、さまざまな不利益が生じます。そしてその不利益が生じたことについて、自己責任として押し付ける傾向も日本の社会にはあるため、そういった不満がヘイトにつながりやすくなります。

位置: 2,169

買い物だけではなく、どんな目的にせよ移動時間というのは時間を使っている割には人生の満足度に対する効果が低いと考えています。第1章の仕事の話でもお伝えしましたが、わたしたちは移動しているだけで何かをしている気になるので、すごく「がんばっている感」が湧いてしまうのですが、実際には、移動時間の中でできることは非常に少ないのです。