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【1/24】『左伝』 - 『完本 中国古典の人間学 名著二十四篇に学ぶ』を1日1章ずつ読んで年内で読破

『左伝』とは

「己を修めて人を責めざれ場、則ち難より免る」

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文化遺産オンラインより

『春秋左氏伝』(しゅんじゅうさしでん、旧字:春秋左氏傳、拼音: Chūnqiū Zuǒshìzhuàn)は、孔子の編纂と伝えられている歴史書『春秋』の代表的な注釈書の1つで、紀元前700年頃から約250年間の歴史が書かれている。通称『左伝』。『春秋左氏』『左氏伝』ということもある。現存する他の注釈書『春秋公羊伝』『春秋穀梁伝』とあわせて春秋三伝(略して三伝)と呼ばれている。


引用・感想

(晋の文公を評して)その粘り強さは、ある意味で、中国流政治人間の典型である。

(7ページ)

周恩来や習近平などの来歴をざっと眺めても、本当に中国の政治家の粘り強さというか忍耐力はすごい。逆に少しでも忍耐力が足りないと、失脚する。

秦というのは奇妙な国で、穆公以後、始皇帝までの四百年もの間、国内からはめぼしい人材はほとんど輩出していない。人材の登用といっても、この国の富強に貢献したのは、いずれも外国からきた他所者たちであった。つまり、外国から人材をスカウトすることによって富強の道を切り開いてきたのである。その先鞭をつけたのが、ほかでもない穆公であった。

(11ページ)

ここら辺は、漫画『キングダム』がわりと詳しいが、馬酒兵のエピソードなど。日本は、これから優秀な外国人に選んでもらえる国足り得るか。

先に述べたように、春秋時代には、大小無数の戦いが繰り広げられた。
しかし、中国人の伝統的な認識では、武力で紛争を解決するよりも、話し合いによる外交交渉で解決するのが望ましいあり方だとされている。

(20ページ)

一般市民を見てるととても好戦的なのだが、国単位だと違うらしい。本当かいな。外交交渉というよりは、硬軟脅し寝ざわ正面突破搦め手交えてくる。

リンク

完本 中国古典の人間学―名著二十四篇に学ぶ

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春秋左氏伝〈上〉 (岩波文庫)

春秋左氏伝〈上〉 (岩波文庫)

春秋左氏伝〈中〉 (岩波文庫)

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春秋左氏伝〈下〉 (岩波文庫)

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