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【2/24】『戦国策』 - 『完本 中国古典の人間学 名著二十四篇に学ぶ』を1日1章ずつ読んで年内で読破

『戦国策』とは

「大功を成す者は衆に謀らず」

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『完本 中国古典の人間学 名著二十四篇に学ぶ』

『戦国策』(せんごくさく)は、前漢の劉向の撰になり、戦国時代の遊説の士の言説、国策、献策、その他の逸話を国別に編集し、まとめ上げた書物。全33篇。「戦国時代」という語はこの書に由来する。


引用・感想

応対辞令とは、説得や交渉、あるいは部下の使い方など、人間関係のすべてを含んでいる。『戦国策』は、そのような応対辞令の宝庫であると言ってよい。

(28ページ)

中国古典版のデール・カーネギー『人を動かす』みたいな本、で間違ってないと思う。

人を動かす 新装版

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相手に物を頼む場合、平身低頭して頼み込んでも、して頼み込んでも、そのわりに効果は上がらない。交渉の上手な人は、こうすれば、相手にも具体的な利益があることを示しながら、いつの間にか相手をその気にさせてしまう。

(30ページ)

「わずかな施しでも、相手が困っているときにすれば効果はてきめん。ささいな怨みでも、相手の心を傷つければ、手ひどい報いを受ける。私は一杯のスープで国を失い、一壺の食物で勇士二人を得た」

(37ページ)

食い物の怨みは怖い。

まず、礼を尽くして相手に仕え、謹んで教えを受ける。これなら、自分より百倍優れた人材が集まって参ります。
次に、相手に敬意を表し、その意見にじっと耳を傾ける。これなら、自分よりも十倍優れた人材が集まって参ります。
相手と対等に振る舞う。これでは自分と似たり寄ったりの人間しか集まって参りません。
床几にもたれ、杖を握って横目で指図する。これでは小役人しか集まってきません。
頭ごなしにどなりつけ叱りとばす。これではもはや下僕しか集まってきません。

(43ページ)

「隗より始めよ」について。これは本当にそうだし、今後も肝に銘じて、威張らずに生きていこうと思う。

リンク

完本 中国古典の人間学―名著二十四篇に学ぶ

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戦国策 (講談社学術文庫)

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