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【感想】貧乏人は NHK、大金持ちは日経CNBC! - 『トップ0.1%の超富裕層だけが知っているお金の哲学』掛越直樹

Kindle の積ん読をほじくってたら出てきた。購入履歴を確認すると、4年前に買っていた模様。全く記憶にない。

書影とAmazonリンク

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トップ0.1%の超富裕層だけが知っている お金の哲学

トップ0.1%の超富裕層だけが知っている お金の哲学

感想

人間を金融資産に応じて以下の3つに分類。

金融資産
普通の人 5000万円未満
小金持ち 5000万円〜1億円
大金持ち 5億円〜

金融資産1億円〜5億円はどこいったんだと突っ込みたくなるが、本書全体が突っ込みどころしかなく、こんな冒頭から丁寧に突っ込んでいったら東京オリンピックが始まってしまうので、やめておく。で、この3種類の人間が、様々なシチュエーションでどのような生態を示すかを、独断と偏見と先入観とどこたで見たようなステレオタイプでぶった切ったつもりになったのが本書。例えば以下の如し。

旅行
普通の人は 旅先に着く前に移動だけで満足する
小金持ちは 旅先に着く前に移動で疲労困憊する
大金持ちは 旅先に着く前も着いたあとも目がキラキラしている

とか、

ニュース
普通の人は 経済動向を NHKニュースで確認する
小金持ちは ワールド・ビジネス・サテライトで確認する
大金持ちは 日経CNBC で確認する

全編この調子で「欽ドン!良い子悪い子普通の子」。まず、「普通の人」に金融資産4999万円の人間が含まれる時点でどうかと思うし。とにかく、著者の世間知らず感と、庶民に対する軽蔑感と、大金持ちに対する無邪気な憧れがないまぜになってて、わけがわからん。

目次

第1章 大金持ちは本当にケチなのか? ―お金編
第2章 他人への気配りで自分も満足する ―行動編
第3章 財をなす人のセルフコントロール ―習慣編
第4章 成功の秘密はここにあった ―性格編

引用

位置: 315

大金持ちは、貸金庫に預けた通帳でお金を引き出しています。

そういうパラノイア的な資産家を一度見かけたんでしょうねえ。

位置: 415

大金持ちは、レストランで誰かが後ろで待っていても、気にせず領収書をもらいます。  

会計時に後ろに人が待つって、ファミレスかな。普通はテーブルでチェックなんじゃ。

位置: 935

普通の人は、旅館に入った時点で満足しきっています。家から旅館まで車を走らせながら、さまざまな体験をしたと思っているからです。

金融資産5000万円以下を馬鹿にしすぎ。

位置: 1,001

たとえば、フランス人と話せば、ファッションの話題が出てくるかもしれません。オーストラリア人と話せば、カンガルーやコアラの話題で盛り上がることもあり得ます。こうした話は、大金持ちにとってはとても新鮮です。

大金持ちを馬鹿にしすぎ。あと、フランス人とオーストラリア人も。

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